
はじめに
クラウドソーシングサービスを利用すると、企業や個人が必要な仕事を外部のワーカーへ依頼したり、自分の知識・経験・スキルを活用して仕事を受注したりできます。
最近では、単に案件へ応募するだけでなく、自分の得意分野をサービスとして出品し、購入希望者から依頼を受ける「スキル販売」に対応したサービスもあります。
そのため、クラウドソーシングを選ぶときは、登録者数や案件数だけでなく、
- クライアント側の手数料
- ワーカー側の手数料
- スキル販売への対応
- 案件への応募方法
- 仕事の依頼方法
- 仮払いの仕組み
- 支払い方法
- サポート
- キャンセル時の扱い
などを確認することが重要です。
今回紹介する「クラウディア」は、クラウドソーシングとスキルシェアの両方に対応したサービスです。
クラウディアでは、プロジェクト方式、タスク方式、コンペ方式、時間制方式に加えて、スキルを出品して購入してもらう方式にも対応しています。
また、スキル販売では、デザイン、Web制作、記事執筆、マーケティング、相談など、個人や法人の知識・経験をサービスとして出品できます。
本記事ではクラウディアを最初に紹介し、運営会社が異なるクラウドワークス、ランサーズ、ココナラと比較します。
ワーカーとクライアントの双方がサービスを選ぶ際に確認したいポイントを、同じ基準で整理します。
クラウディア

出典:クラウディア公式サイト
運営会社:株式会社エムフロ
クラウディアは、株式会社エムフロが運営するクラウドソーシング型のマッチングサービスです。利用規約では、個人・法人が会員登録して利用できるサービスとして定められています。
商品概要
クラウディアでは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受注したいワーカーをオンラインでつなぎます。
クライアントはクラウディア上で仕事を募集し、応募者の中から依頼するワーカーを選択できます。
一方、ワーカーは公開されている案件を探して応募できるほか、自分の得意分野や経験を「スキル」として出品し、購入希望者から仕事の相談を受けることも可能です。
クラウドソーシングとスキル販売の両方を一つのサービスで利用できる点が、クラウディアを比較するときのポイントになります。
クラウディアの特徴
クラウドソーシングとスキル販売の両方に対応
クラウディアでは、仕事の受発注方式として、
- プロジェクト方式
- タスク方式
- コンペ方式
- 時間制方式
- スキルから購入
という方式が用意されています。
例えば、企業がWebサイト制作を外注したい場合は案件を掲載してワーカーを募集できます。
一方、ロゴ制作や記事執筆など、具体的なサービスを出品しているワーカーを探し、出品内容をもとに依頼することもできます。
仕事内容に応じて依頼方法を選択できるため、発注方法を一つに限定したくない人は確認しておきたいポイントです。
スキル販売機能
クラウディアのスキル販売では、個人や法人が持つ得意分野、サービス、経験などを商品として出品できます。
ECサイトで商品を購入するような感覚でスキルを探し、購入相談から取引へ進められる仕組みです。
公式サイトでは、ロゴデザイン、WordPressによるWebサイト制作、記事執筆、Googleアナリティクス設定、アプリ開発、相談サービスなどが例として紹介されています。
そのため、ビジネス関連の専門スキルだけでなく、個人向けの相談サービスなども含めて幅広い用途で利用できます。
ワーカー側の利用方法
クラウディアでスキルを販売する場合は、まずワーカーメニューからスキルを出品します。
出品後、購入希望者から見積もり相談が届いた場合は、相談内容を確認して見積もりを提案します。
条件がまとまって購入されると、クラウディアが購入金額を一旦預かる仮払いの仕組みが利用されます。
その後、ワーカーが作業・納品を行い、クライアントが検収を完了すると、手数料を差し引いた金額がワーカーのクラウディア口座へ支払われます。
自分から案件へ応募する方法だけでなく、スキルを先に出品して相談を受ける方法も選択できる点が特徴です。
クライアント側の利用方法
クライアントは、出品されているスキルから希望するサービスを探し、購入前に見積もり相談を行えます。
出品者から見積もりが届いたら、内容を確認し、必要に応じてトークルームで条件を調整します。
合意した内容でスキルを購入すると、クラウディアが購入金額を一旦預かります。
ワーカーが納品・作業完了報告を行った後、クライアントが内容を確認して検収を完了すると取引が完了します。
依頼内容を明確にしてから購入できるため、出品ページに記載された内容だけでは判断しにくい場合にも事前相談ができます。
手数料
クラウディアの手数料は、クライアントとワーカーで異なります。
クライアント
クラウドソーシングのクライアント手数料は0円です。
スキル販売についても、スキル購入者のシステム利用手数料は0円と公式サイトで案内されています。
ただし、案件登録時に利用できる一部の有料オプションには料金が発生します。
例えば、クラウドソーシングでは記事作成時点で、
- 非公開オプション:5,500円
- 急募オプション:7,700円
- 注目オプション:3,300円
- オフラインオプション:55,000円
などが設定されています。
したがって「クライアントの手数料0円」と「サービス利用に一切費用がかからない」は同じ意味ではありません。
通常の発注料金とは別に、有料オプションを利用する場合は追加費用を確認してください。
ワーカーの手数料
クラウディアのワーカー側のシステム利用手数料は、報酬額に応じて**3~15%**です。
現在の公式料金では、次のような段階制になっています。
| 報酬額の範囲 | 手数料 |
|---|---|
| 1円~5万円の部分 | 15% |
| 5万1円~10万円の部分 | 10% |
| 10万1円~100万円の部分 | 5% |
| 100万1円以上の部分 | 3% |
| 時間制 | 一律10% |
例えば1万円の仕事では、1,500円がシステム利用手数料となり、8,500円がワーカーの受取額になります。
18万円の仕事の場合は、金額全体に一律の料率を掛けるのではなく、各金額帯に応じて段階的に計算され、手数料は16,500円と公式サイトで例示されています。
「3%~」という表示だけを見るのではなく、実際に受注する金額がどの料率の対象になるかを確認することが大切です。
手数料を比較するときの注意
クラウドソーシングでは、「手数料○%」という数字だけでは比較しにくい場合があります。
例えば、クライアント側に手数料がかかるサービスと、ワーカー側に手数料がかかるサービスでは、同じ報酬額でも最終的な負担額が変わります。
また、税込・税抜の表示方法や、手数料の計算単位もサービスごとに異なります。
クラウディアの場合は、報酬額に応じて手数料率が変わる段階制です。
そのため、実際に利用する場合は「自分が支払う金額」または「自分が受け取る金額」を基準に計算することをおすすめします。
仮払い制度
クラウディアでは、スキル販売において購入金額をクラウディアが一旦預かる仮払い方式を採用しています。
スキル購入後、ワーカーが作業・納品を行い、クライアントが検収を完了すると、手数料を差し引いた報酬がワーカーへ支払われます。
クラウドソーシングの通常案件でも、仕事の方式に応じて契約・仮払い・納品・検収という流れで取引を進めます。
オンライン上で初めて取引する相手と仕事をする場合は、報酬の支払い手順を事前に確認しておくとよいでしょう。
キャンセル・非公開設定
クラウディアでは、通常のクラウドソーシング利用において、クライアント側のキャンセル料は0円と公式サイトで案内されています。
また、完全非公開設定や一括招待機能など、一部の機能についても無料で利用できると案内されています。
ただし、有料オプションなど一部有料サービスも存在します。
「基本的なシステム手数料が無料」という点と、すべての追加機能が無料という点は区別して確認しましょう。
仕事の種類
クラウディアでは、デザイン、ライティング、Web制作、システム開発など、さまざまなカテゴリの仕事を扱っています。
公式サイトでは、
- Webプログラミング
- iPhoneアプリ開発
- Androidアプリ開発
- 写真
- 動画
- 画像加工
- 印刷
- ネーミング
- デザイン
- ロゴデザイン
などが掲載されています。
そのため、専門的な制作案件を探したい人から、比較的スポット性の高い仕事を依頼したい人まで用途を検討できます。
クラウディアのおすすめポイント
スキルを出品して仕事を受けられる
案件を探して応募するだけでなく、自分のスキルをサービスとして掲載できます。
自分が提供できる内容を明確に商品化できるため、案件への応募とは異なる受注方法を試したい人に向いています。
クライアントの通常手数料が0円
クラウドソーシングのクライアント手数料は0円、スキル購入者のシステム利用手数料も0円です。
ただし、追加の有料オプションを利用する場合は別途料金が発生します。
ワーカーの手数料が報酬額に応じて変わる
ワーカーのシステム利用手数料は3~15%の段階制です。
高額案件では料率が低くなる仕組みですが、低額部分には15%が適用されるため、実際の手取り額を計算してから案件を受注するとよいでしょう。
クラウドソーシングとスキル販売を使い分けられる
公開案件に応募する方法と、自分からスキルを出品する方法の両方を利用できます。
案件の種類や自分の受注スタイルに合わせて使い分けられる点が比較ポイントです。
クラウディアの利用シーン
副業としてスキルを販売したい場合
Web制作、ライティング、デザイン、マーケティングなど、すでに持っている知識や経験をサービスとして出品できます。
初めてスキル販売を行う場合は、対応できる範囲、納期、修正回数、料金などを具体的に記載しておくと、購入者との認識を合わせやすくなります。
フリーランスとして仕事を探したい場合
公開案件への応募とスキル出品の両方を利用できます。
一つの受注方法だけに限定せず、自分の仕事内容に応じて方式を選択できます。
企業が外注先を探す場合
クラウディアでは、企業がWeb制作、記事執筆、デザイン、システム開発などを外注できます。
クライアントは案件を掲載するだけでなく、出品されているスキルから依頼先を探すことも可能です。
注意点
クラウディアを利用するときは、手数料だけでなく、取引条件を事前に確認することが大切です。
スキル販売では、購入前に見積もり相談を行い、納期、成果物、作業範囲、修正内容などを明確にしておくと、取引後の認識違いを抑えやすくなります。
また、ワーカーの手数料は一律3%ではありません。
報酬額のうち1円~5万円の部分には15%、5万1円~10万円の部分には10%、10万1円~100万円の部分には5%、100万1円以上の部分には3%が適用されます。
「手数料3%~」という数字だけで判断せず、自分が想定する報酬額で手取りを計算することが重要です。
クラウディアの最新の手数料、スキル販売、案件、利用条件などを確認する場合は公式サイトをご確認ください。
クラウドワークス

運営会社:株式会社クラウドワークス
クラウドワークスは、個人・法人がインターネット上で業務委託の仕事を発注・受注できるクラウドソーシングサービスです。公式ガイドでは、クライアントが仕事を掲載し、ワーカーが応募する仕組みが案内されています。
クラウディアを運営する株式会社エムフロとは異なる会社が提供しているため、他社比較対象として扱います。
クラウドワークスの特徴
複数の仕事形式
クラウドワークスでは、プロジェクト形式、時間単価制、タスク形式などを利用できます。
プロジェクト形式では、仕事内容を掲載して応募者を募り、スキルや経歴を確認したうえで契約できます。
固定報酬制では、仕事内容、作業量、納期、報酬などを事前に調整して契約し、納品後にクライアントが検収する流れです。
タスク形式では、ワーカーの選定や個別交渉をせずに作業を募集でき、アンケートやデータ入力などの大量発注に利用できます。
仮払いに対応
クラウドワークスでは、クライアントから事前に報酬を預かり、業務完了後にワーカーへ支払う仮払い方式を採用しています。
オンライン上で初めて取引する相手と仕事をする場合にも、支払いの流れを確認しやすい仕組みです。
クラウドワークスの手数料
クライアントは、通常のシステム利用料が無料と案内されています。
一方、依頼内容を目立たせるオプションや、本人確認済みワーカーへの限定募集などには別途料金が設定されています。
ワーカーのシステム利用料は、報酬額に応じて、
| 報酬額 | システム利用料 |
|---|---|
| 10万円以下の部分 | 20% |
| 10万円超20万円以下の部分 | 10% |
| 20万円超の部分 | 5% |
| タスク形式 | 20% |
となっています。
クラウディアと同じく段階制ですが、料率と区分は異なります。
そのため、ワーカー側では「何%か」だけでなく、実際の報酬額に対していくら差し引かれるのかを確認するとよいでしょう。
クラウドワークスの利用シーン
固定報酬で制作を依頼したい場合
Web制作、ライティング、デザインなど、納品物を決めて依頼したい場合はプロジェクト形式を利用できます。
時間単位で仕事を依頼したい場合
作業時間を基準に報酬を設定したい場合は、時間単価制を利用できます。
アンケートやデータ入力を大量に依頼したい場合
タスク形式では、個別のワーカー選定を行わずに作業を募集できます。
ランサーズ

出典:ランサーズ公式サイト
運営会社:ランサーズ株式会社
ランサーズは、クライアントとランサーをオンライン上でつなぐクラウドソーシングサービスです。
クラウディアとは異なる運営会社のため、比較対象として紹介します。
ランサーズの特徴
案件への応募だけでなく直接依頼にも対応
ランサーズでは、クライアントがランサーを指定して直接依頼できる機能があります。
プロフィールから相談・依頼を行い、双方が条件に合意すると契約へ進めます。
公開案件への応募だけでなく、特定のスキルを持つ人へ直接依頼したい場合に利用できる方式です。
パッケージ型のサービス
ランサーズでは、パッケージとしてサービスを提供する仕組みもあります。
そのため、クラウディアのスキル販売と比較する際には、「案件へ応募するクラウドソーシング」と「サービスを購入する方式」の両面から確認するとよいでしょう。
仮払い制度
ランサーズでは、クライアントが支払った金額をランサーズが一旦預かり、作業完了後にランサーへ支払う仮払い制度を採用しています。
ランサーズの手数料
公式ヘルプでは、ランサーのシステム手数料は契約金額の15%、税込16.5%です。
クライアント側のシステム手数料は契約金額の5%、税込5.5%と案内されています。
クラウディアではクライアントの通常のシステム利用手数料が0円であるため、この部分は比較しやすい違いです。
ただし、サービスごとに料金体系が異なるため、手数料だけでサービスの使いやすさを判断するのではなく、案件の探し方、依頼方法、必要な機能まで含めて検討しましょう。
ココナラ

出典:ココナラ公式サイト
運営会社:株式会社ココナラ
ココナラは、個人の知識・スキル・経験などをオンライン上で売買できるサービスです。
クラウディアのスキル販売機能と同様に、ワーカーが自分のサービスを出品し、購入者が内容を確認して購入する形式を利用できます。
また、通常のスキル販売だけでなく、見積り相談などを通じて購入前に条件を確認することもできます。
ココナラの特徴
スキルをサービスとして出品できる
ココナラでは、デザイン、イラスト、Web制作、ライティング、動画制作、マーケティング、相談など、さまざまなジャンルのサービスを出品できます。
購入者はサービス内容や料金などを確認したうえで、希望するサービスを探せます。
そのため、「仕事内容を募集して応募者を探す」というクラウドソーシングだけでなく、「必要なスキルを持つ人が出品しているサービスを探す」という方法で外注先を探したい場合にも利用できます。
見積り相談に対応
購入前に仕事内容や条件について相談できるため、定型的なサービスだけでなく、個別の条件に合わせた依頼にも対応できます。
例えばWebサイト制作や動画編集など、作業量によって料金が変わる仕事では、事前に希望内容を伝えて見積りを確認してから購入する方法があります。
仮払い方式
オンライン上の取引では、購入者が支払った代金を運営側が一旦預かり、サービス提供後に出品者へ支払う仕組みが採用されています。
初めて取引する相手とのオンライン取引では、支払いのタイミングを確認しておくことが重要です。
ココナラの手数料
ココナラでは、サービスを出品する側と購入する側で料金の考え方が異なります。
通常のサービス販売では、出品者側に販売時の手数料が発生します。
また、購入者側にも決済方法などに応じた手数料が設定される場合があります。
料金体系はサービスの種類や取引方法によって異なるため、実際に購入・出品する際には最新の公式料金を確認してください。
クラウディアのスキル販売では購入者側のシステム利用手数料が0円と案内されているため、この点は比較する際の重要な項目です。
ココナラの利用シーン
自分のスキルを出品したい場合
Web制作、デザイン、ライティング、動画編集、相談など、提供できるサービスを商品化して販売できます。
必要なスキルを探したい場合
「ロゴを作ってほしい」「記事を執筆してほしい」「動画を編集してほしい」など、目的に合ったサービスを検索できます。
個人向けサービスを探したい場合
ビジネス関連だけでなく、相談や趣味などのカテゴリも用意されているため、法人向けクラウドソーシングとは異なる用途にも利用できます。
クラウディアと他社サービスを比較
ここまで紹介した4サービスは、仕事を依頼するクライアントと仕事を受注するワーカーの双方が利用できる点で共通しています。
ただし、案件への応募を中心とするサービスと、スキルを商品として販売するサービスでは、使い方が異なります。
比較表
| 比較項目 | クラウディア | クラウドワークス | ランサーズ | ココナラ |
|---|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社エムフロ | 株式会社クラウドワークス | ランサーズ株式会社 | 株式会社ココナラ |
| 案件応募 | 対応 | 対応 | 対応 | サービス購入が中心 |
| スキル販売・出品 | 対応 | サービスによる | パッケージ対応 | 対応 |
| クライアント側手数料 | 通常0円 | 通常0円 | 契約金額の5%(税込5.5%) | サービス・決済方法等により異なる |
| ワーカー側手数料 | 3~15% | 5~20%※ | 15%(税込16.5%) | サービス・取引方法等により異なる |
| プロジェクト形式 | 対応 | 対応 | 対応 | ― |
| タスク形式 | 対応 | 対応 | ― | ― |
| コンペ形式 | 対応 | 対応 | 対応 | ― |
| 時間制 | 対応 | 対応 | 対応 | ― |
| 仮払い | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 見積り相談 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 主な特徴 | 案件+スキル販売 | 案件形式が多い | 案件+パッケージ | スキル・サービス販売 |
※クラウドワークスのシステム利用料は報酬額の区分によって異なります。
※各サービスの手数料や提供機能は、取引方法・契約内容などによって異なる場合があります。
手数料を比較する
クラウドソーシングサービスを選ぶ際、特に確認しておきたいのが手数料です。
ただし、単純に「何%」という数字だけで比較すると、実際の負担額を把握できない場合があります。
クラウディア
クラウディアのワーカー手数料は報酬額に応じた段階制です。
- 1円~5万円の部分:15%
- 5万1円~10万円の部分:10%
- 10万1円~100万円の部分:5%
- 100万1円以上の部分:3%
- 時間制:10%
となっています。
クライアント側の通常のシステム利用手数料は0円です。
そのため、企業が外注先を探す場合には、依頼金額以外の通常システム利用料を抑えたいケースで比較対象になります。
クラウドワークス
クラウドワークスのワーカー手数料は、
- 10万円以下の部分:20%
- 10万円超20万円以下の部分:10%
- 20万円超の部分:5%
という段階制です。
タスク形式は20%とされています。
クライアント側の通常のシステム利用料は無料ですが、追加オプションには料金が設定されています。
クラウディアと比較する場合は、同じ報酬額を想定して実際の手取りを計算すると違いを確認しやすくなります。
ランサーズ
ランサーズでは、公式ヘルプ上、ランサー側のシステム手数料は契約金額の15%、税込16.5%です。
クライアント側は契約金額の5%、税込5.5%と案内されています。
そのため、クライアント側の費用も含めて比較したい場合は、クラウディアやクラウドワークスとの違いを確認する必要があります。
ココナラ
ココナラは、クラウディアやランサーズのように「案件への応募」を中心としたサービスとは異なり、サービスを出品して購入してもらう形式が中心です。
そのため、単純な手数料率だけでなく、
- 出品価格
- 販売手数料
- 購入時の手数料
- 振込時の費用
- オプション料金
などを含めて確認する必要があります。
ワーカーとして選ぶポイント
自分から案件を探したいか
「企業が募集している案件を探して応募したい」という場合は、案件検索機能が重要です。
クラウディア、クラウドワークス、ランサーズでは、公開案件を検索して応募する方式を利用できます。
自分の商品を販売したいか
「自分から仕事を募集するのではなく、提供できるサービスを商品として掲載したい」という場合は、スキル販売機能が便利です。
クラウディアでは、スキルを出品して購入者から相談を受ける方式が利用できます。
ココナラもサービス出品を中心とした仕組みです。
ランサーズではパッケージ形式でサービスを掲載できます。
クライアントとして選ぶポイント
案件を掲載して応募者を集める
仕事内容を細かく決めて、複数のワーカーから提案を集めたい場合は、案件募集型のクラウドソーシングが使いやすい場合があります。
クラウディア、クラウドワークス、ランサーズでは案件を掲載して応募者を募集できます。
スキルを検索して依頼する
「WordPressを構築できる人」「ロゴを制作できる人」など、必要なスキルが明確な場合は、出品サービスを探す方法もあります。
クラウディアのスキル販売では、出品内容を確認したうえで購入前に見積り相談ができます。
ココナラやランサーズのパッケージも、サービス内容を確認して依頼先を探す方法として比較できます。
スキル販売と案件応募の違い
案件応募型
案件応募型では、クライアントが仕事内容を提示します。
ワーカーは、
- 案件を検索
- 募集内容を確認
- 報酬や納期を確認
- 応募
- 選考・契約
- 作業
- 納品・検収
- 報酬受け取り
という流れで進めます。
仕事内容が明確で、募集条件に合わせて提案したい人に適しています。
スキル販売型
スキル販売では、ワーカー側が、
- 提供できるサービスを決める
- サービス内容・価格を設定
- 出品
- 購入者から相談を受ける
- 条件を調整
- 購入・契約
- 作業
- 納品・検収
- 報酬受け取り
という流れで進めます。
自分の得意分野を商品として見せたい人に向いています。
クラウディアが向いている利用方法
クラウディアは、案件への応募とスキル販売の両方を利用したい場合に比較しやすいサービスです。
例えばWebライターなら、
「記事作成案件へ応募する」
という方法だけでなく、
「SEO記事を執筆します」
といった形で自分のサービスを出品する方法も考えられます。
Webデザイナーであれば、
- ロゴ制作
- Webサイト制作
- バナー制作
など、自分が提供できる内容をサービスとして整理する方法があります。
一方、クライアントは案件を掲載する方法と、出品されているスキルを探す方法を使い分けられます。
クラウディアを利用するときの注意点
手数料3%だけを見ない
ASP情報ではワーカー手数料が「3%~」と訴求されていますが、3%がすべての報酬に適用されるわけではありません。
報酬額によって15%、10%、5%、3%と段階的に変わります。
低額の案件を受注する場合は、手数料15%が適用される部分があることを確認してください。
出品価格だけで判断しない
スキル販売では、出品価格だけでなく、
- 作業範囲
- 納期
- 修正回数
- 納品形式
- オプション
- 商用利用の可否
- 著作権の扱い
などを確認しましょう。
特に制作物を依頼する場合は、権利関係を事前に明確にすることが重要です。
外部連絡への移行に注意
クラウドソーシングサービスでは、運営会社が定めるルールに従って取引する必要があります。
取引相手から外部サービスでの直接決済や、プラットフォームを介さない取引を求められた場合は、利用規約や公式ガイドを確認してください。
用途別の比較
副業でスキルを販売したい
副業で自分のスキルを販売したい場合は、サービス出品機能と手数料を確認しましょう。
クラウディアではスキル販売が利用でき、ワーカーの手数料は報酬額に応じて3~15%です。
ココナラもスキルをサービスとして出品できます。
ランサーズではパッケージ形式を利用できます。
「自分から案件に応募するか」「サービスを出品して購入者を待つか」を考えると、サービスを選びやすくなります。
企業が外注先を探したい
企業がライティング、デザイン、Web制作などを外注する場合は、
- クライアント手数料
- 登録ワーカー
- 案件形式
- スキル検索
- 見積り相談
- 仮払い
- 検収
- サポート
を確認しましょう。
クラウディアではクライアント側の通常システム利用料が0円で、案件募集とスキル購入の両方を利用できます。
ただし、案件の掲載オプションなどには料金が発生する場合があります。
Web制作を依頼したい
Web制作では、単純な料金だけでなく、
- WordPress対応
- デザイン
- コーディング
- SEO
- 保守
- 修正回数
- 納期
- サーバー・ドメイン設定
などを確認する必要があります。
出品サービスを購入する場合でも、作業範囲が料金内にどこまで含まれているかを事前に確認してください。
FAQ
クラウディアとは何ですか?
クラウディアは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受注したいワーカーをつなぐクラウドソーシングサービスです。
案件への応募だけでなく、スキルをサービスとして出品・購入できる機能も提供しています。
クラウディアのスキル販売とは?
自分の得意分野、経験、知識、サービスなどを商品として出品し、購入者から依頼を受ける機能です。
公式サイトでは、ロゴ制作、Webサイト制作、記事執筆、アクセス解析設定、アプリ開発、相談などが例として紹介されています。
クラウディアの手数料はいくらですか?
ワーカー側のシステム利用手数料は、報酬額に応じて3~15%です。
1円~5万円の部分は15%、5万1円~10万円の部分は10%、10万1円~100万円の部分は5%、100万1円以上の部分は3%です。
時間制の場合は10%です。
クライアント側の通常システム利用料は0円です。
クラウディアは無料で利用できますか?
登録や基本的なサービス利用はできますが、取引が成立した場合にはワーカー側のシステム利用手数料などが発生します。
また、クライアント向けの一部有料オプションには料金が設定されています。
利用する機能と取引内容に応じて料金を確認してください。
クラウディアは副業に使えますか?
副業として、自分のスキルを出品したり、公開案件に応募したりする用途で利用できます。
ただし、副業として利用する場合は、勤務先の規定や税務上の取り扱いなどを自分で確認する必要があります。
クラウディアとクラウドワークスの違いは何ですか?
どちらも案件を掲載して仕事を受発注できますが、手数料体系や仕事の方式などに違いがあります。
クラウディアではスキル販売にも対応しており、ワーカー側の手数料は報酬額に応じた段階制です。
クラウドワークスもプロジェクト、タスク、時間単価制など複数の仕事形式に対応しています。
自分が利用したい仕事形式と手数料を比較するとよいでしょう。
クラウディアとランサーズの違いは?
ランサーズでは案件への応募に加えて、パッケージ形式でサービスを提供できます。
クラウディアではスキル販売機能が提供されています。
また、クライアント側の手数料にも違いがあり、ランサーズでは契約金額に対するシステム手数料が設定されています。
料金だけでなく、案件の探し方や依頼方法も比較してください。
クラウディアとココナラの違いは?
クラウディアはクラウドソーシングの案件応募とスキル販売の両方を利用できます。
ココナラはスキルやサービスを出品し、購入者が必要なサービスを探す形式が中心です。
「案件に応募したい」のか「自分のサービスを出品したい」のかによって比較すると選びやすくなります。
まとめ
クラウドソーシングサービスを選ぶときは、単純な案件数や手数料率だけではなく、仕事の探し方、スキル販売、クライアント側の費用、ワーカー側の手取り、仮払い、サポートなどを総合的に比較することが大切です。
クラウディアは、案件への応募とスキル販売の両方に対応しています。
クライアント側の通常システム利用料は0円、スキル購入者のシステム利用手数料も0円と案内されています。
ワーカー側は報酬額に応じて3~15%の段階制となっており、自分のスキルを出品して購入者から依頼を受けることもできます。
クラウドワークスは、プロジェクト、時間単価制、タスクなど複数の仕事形式を利用できます。
ワーカー側の手数料は報酬額に応じた段階制となっているため、実際の報酬額を想定して手取りを計算することが重要です。
ランサーズは、案件への応募に加えて、直接依頼やパッケージ形式などを利用できます。
クライアント側とランサー側の双方にシステム手数料が設定されているため、依頼金額と受取額の両方から比較するとよいでしょう。
ココナラは、スキルや経験をサービスとして出品し、購入者が必要なサービスを探す方式を中心としたサービスです。
自分から案件に応募するよりも、提供したいサービスを商品として掲載したい場合に比較しやすいサービスです。
どのサービスが適しているかは、利用目的によって変わります。
ワーカーとして利用するなら
- 案件へ応募したい
- 自分のスキルを出品したい
- 手数料を確認したい
- 仮払いの仕組みを利用したい
- 自分に合った仕事形式を選びたい
といった条件を整理しましょう。
クライアントとして利用するなら
- 外注したい仕事内容
- 案件を募集するかスキルを探すか
- クライアント側の手数料
- 見積り相談
- 仮払い
- ワーカーとの連絡方法
- サービス購入後の検収方法
などを確認すると比較しやすくなります。
また、手数料は「3%」「15%」「20%」などの数字だけで判断せず、実際の取引金額で計算することが重要です。
クラウディアの場合も「3%~」という表示だけで判断せず、報酬額の各区分に適用される料率を確認してください。
料金や手数料、サービス内容、利用規約などは変更される可能性があります。実際に利用する際には、各サービスの公式サイトで最新の料金・手数料・利用条件を確認してください。
クラウディアのスキル販売、案件検索、手数料、利用方法などを確認する場合は、公式サイトをご覧ください。
