
Misoca(ミソカ)とは?
請求書や見積書を作成する業務では、Excelなどの表計算ソフトを使って帳票を作成し、PDF化してメールで送信したり、印刷して郵送したりする方法があります。
一方で、取引先が増えたり、毎月同じ請求書を発行したりするようになると、
- 請求書の作成に時間がかかる
- 金額の計算や入力を間違えないか気になる
- 見積書から請求書を作り直すのが手間
- 送付状況を管理しにくい
- 入金状況を一覧で確認したい
- 過去の帳票を探すのに時間がかかる
といった課題が生じることがあります。
こうした請求業務をクラウド上で管理できるサービスの一つが**Misoca(ミソカ)**です。
Misocaは、見積書、納品書、請求書、領収書などの帳票を作成・送付・管理できるクラウドサービスです。Webブラウザーだけでなく、スマートフォン・タブレット向けアプリにも対応しています。
運営については、株式会社Misocaが2011年からサービスを提供し、その後2020年に弥生株式会社へ吸収合併されています。現在の弥生公式資料でもMisocaは弥生株式会社が提供するサービスとして案内されています。
本記事ではMisocaを最初に紹介したうえで、freee請求書、マネーフォワード クラウド請求書と比較します。
料金だけでなく、帳票作成、送付、管理、会計連携、スマートフォン対応、無料利用、サポートなどを同じ基準で確認します。
Misoca

出典:Misoca公式サイト
運営会社:弥生株式会社
Misocaは、現在は弥生株式会社が提供しているクラウド型の見積・納品・請求書サービスです。弥生株式会社は2020年7月1日に株式会社Misocaを吸収合併し、Misocaの権利義務を承継しています。
Misocaの商品概要
Misocaでは、見積書、納品書、請求書、領収書などをクラウド上で作成できます。
公式サイトでは、帳票をテンプレートから作成できるほか、会社ロゴや印影の設定、請求書の自動作成予約、CSVによる一括作成などが案内されています。
作成した帳票については、
- PDFダウンロード
- メール送信
- 郵送代行
などに対応しています。
さらに、請求・入金ステータスの管理や売上レポート、取引先管理、会計ソフト連携なども利用できます。
そのため、単に請求書を作成するだけでなく、見積から請求、入金確認までの業務をまとめて管理したい場合に比較候補となるサービスです。
Misocaの特徴
見積書・納品書・請求書をまとめて作成できる
Misocaでは、請求書だけでなく、見積書や納品書、領収書などの帳票を作成できます。
公式サイトでは、見積書から請求書・納品書へ変換したり、納品書から請求書へ変換したりする機能も案内されています。
例えば、
見積書を作成
↓
受注
↓
納品書を作成
↓
請求書を作成
という業務の中で、同じ内容を何度も入力し直す作業を減らせます。
取引内容をもとに帳票を変換できるため、複数種類の帳票を扱う事業者にとって確認したい機能です。
テンプレートから帳票を作成できる
Misocaでは、見積書、納品書、請求書、領収書などをテンプレートから作成できます。
請求書については、公式サイトで14種類のテンプレートが案内されています。ビジネス向けのデザインから、比較的カジュアルなデザインまで用意されています。
また、自社のロゴや印影を設定することも可能です。
請求書を毎回ゼロからレイアウトする必要がないため、帳票の見た目を整えながら作成したい場合に利用できます。
請求書を自動作成できる
Misocaには、繰り返し発行する請求書を指定した日に自動作成する機能があります。
さらに、自動メール送信も設定できます。
例えば、毎月決まった取引先へ同じ内容の請求を行うケースでは、毎回同じ請求書を手動で作成する作業を減らせます。
ただし、自動作成の対象や設定内容については、利用するプランや機能条件を確認する必要があります。
CSVで請求書を一括作成できる
取引先が多い場合には、1件ずつ請求書を作成するよりも、データをまとめて処理できる方が業務に適している場合があります。
Misocaでは、CSVファイルを利用して請求先や請求情報を取り込み、請求書を一括作成できます。
大量の請求書を発行する事業者にとって、比較時に確認しておきたい機能です。
請求・入金ステータスを管理できる
Misocaでは、見積から請求、入金までのステータスを帳票ごとに管理できます。
公式サイトでは、請求金額レポート、売掛残高、回収予定一覧などを確認できる売上レポート機能も案内されています。
例えば、
- 見積を出した
- 受注した
- 納品した
- 請求した
- 入金された
といった取引の状況を確認できます。
請求書を作成するだけでなく、請求後の状況まで管理したい場合に活用できます。
売上レポートにも対応
Misocaでは、取引先別の請求金額レポートや売掛残高、回収予定一覧などを確認できます。
請求書を作成した後に、
「どの取引先からいくら請求しているか」
「どの程度の売掛金があるか」
といった情報を確認したい場合に利用できます。
スマートフォン・タブレットにも対応
Misocaにはスマートフォン・タブレット向けアプリがあります。
公式サイトでは、スマートフォンから見積書、納品書、請求書を作成できるほか、入金・見積のステータス確認、メール送信、請求書の郵送代行などにも対応していると案内されています。
iPhoneとAndroidの双方に対応しています。
外出先で請求書を作成したい個人事業主や、事務所に戻らず請求状況を確認したい事業者は、スマートフォン対応を比較ポイントとして確認するとよいでしょう。
会計ソフトと連携できる
Misocaは、弥生の会計サービスだけでなく、freeeやマネーフォワード系の会計サービスとの連携にも対応しています。
公式サイトでは、
- 弥生会計
- やよいの青色申告
- 弥生会計オンライン
- やよいの青色申告オンライン
- やよいの白色申告オンライン
- freee
- MFクラウド会計・確定申告
などとの連携が案内されています。
請求書を作成した後の会計処理まで効率化したい場合は、利用している会計ソフトとの連携可否を確認しておきましょう。
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応
Misocaは、公式サイトでインボイス制度・電子帳簿保存法への対応を案内しています。
インボイス制度では適格請求書に必要な記載事項を確認する必要があり、請求書を電子的に扱う場合には電子帳簿保存法についても確認が必要です。
ただし、制度対応のための具体的な保存方法や社内運用は、事業者の状況によって異なります。
Misocaを導入すれば事業者側の法令対応がすべて完了するという意味ではないため、必要な保存・管理方法については公式情報や税理士などの専門家にも確認することをおすすめします。
Misocaの料金
Misocaは初期費用0円で利用できます。
現在、月10通までの請求書を作成できる無料プランが用意されており、見積書・納品書・領収書は無制限で作成できます。
Misocaの主な料金プラン
| プラン | 通常料金 | 請求書作成数 |
|---|---|---|
| 無料プラン | 無料 | 月10通まで |
| プラン15 | 月880円+税 | 月15通まで |
| プラン100 | 月3,350円+税 | 月100通まで |
| プラン1000 | 月11,400円+税 | 月1,000通まで |
通常料金については、弥生公式サイトで上記の金額が案内されています。
プラン15は年額8,800円+税、プラン100は年額33,500円+税、プラン1000は年額114,000円+税という年契約料金も設定されています。
無料プラン
Misocaの無料プランは、月10通までの請求書作成が可能で、ずっと無料と公式サイトで案内されています。
無料プランでも、
- 見積書作成
- 納品書作成
- 領収書作成
- 取引先・品目登録
- 請求書メール送付
- PDFダウンロード
- 会計ソフト連携
などが利用できます。
一方で、無料プランでは請求書の自動作成、請求書の郵送、決済サービス、電話・メール・チャットによるサポートなど、利用できない機能があります。
したがって、請求書の発行数が少ない個人事業主などは、無料プランで必要な機能が足りるか確認するとよいでしょう。
初年度無償キャンペーン
現在、Misocaではプラン15・プラン100・プラン1000を対象とした初年度無償キャンペーンが実施されています。
弥生公式サイトでは、
- プラン15:通常年額8,800円+税 → 初年度無料
- プラン100:通常年額33,500円+税 → 初年度無料
- プラン1000:通常年額114,000円+税 → 初年度無料
と案内されています。
さらに、無料体験期間として最大2か月が設定されており、条件を満たす場合は無料体験期間と初年度無償を合わせて最大14か月利用できる案内もあります。
ただし、キャンペーンには条件があります。
弥生公式サイトでは、年契約が対象で、月契約は対象外、無料プラン利用者はキャンペーン対象外などの条件が案内されています。また、キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があるとされています。
そのため、申込時点の適用条件を確認してください。
料金・キャンペーンについては記事作成時点の情報であり、変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。
プラン15・プラン100の違い
プラン15は月15通まで、プラン100は月100通までの請求書を作成できます。
公式情報では、プラン15は最大2名、プラン100は最大5名で同時利用できます。
そのため、
- 個人事業主や小規模事業者 → プラン15
- 複数人で請求業務を行う小規模法人 → プラン100
- より多くの請求書を扱う事業者 → プラン1000
というように、月間の請求書数と利用人数を基準に検討できます。
ただし、実際には請求書の発行頻度だけでなく、自動作成、郵送、決済、会計連携など必要な機能も確認してください。
請求書の郵送代行
Misocaでは、作成した請求書の郵送代行を利用できます。
公式料金ページでは、プラン15などで請求書を郵送する場合、1通210円+税と案内されています。
郵送代行を利用すれば、自社で請求書を印刷、封入、投函する作業を減らせます。
ただし、郵送代行は基本料金とは別に費用がかかるため、紙の請求書を送る頻度が多い場合は、月額料金と合わせて確認しましょう。
サポート
Misocaでは、無料プランを除き、電話、メール、チャットなどのサポートが用意されています。
公式サイトでは、専門スタッフが電話、メール、チャットで問い合わせに対応すると案内されています。
一方、無料プランではWeb FAQが基本となり、有料プランなどとはサポート内容が異なります。
初めてクラウド請求書サービスを導入する場合は、料金だけでなく、困ったときにどの問い合わせ方法を利用できるかも確認しておくとよいでしょう。
セキュリティ・バックアップ
Misocaでは、通信を256bit SSLで暗号化し、データを自動的に分散化してバックアップする仕組みが案内されています。
クラウドサービスでは、パソコンの故障や交換時にもデータへアクセスできることがメリットの一つですが、事業者側でも重要なデータの管理方法やアカウント管理について適切な対策を行うことが重要です。
Misocaがおすすめの利用シーン
個人事業主・フリーランス
請求書の発行枚数がそれほど多くない場合、月10通まで無料のプランから検討できます。
例えば、
- Web制作
- デザイン
- コンサルティング
- ライティング
- 写真撮影
- システム開発
- 講師・コーチング
など、取引先へ請求書を発行する個人事業主が利用を検討できます。
毎月同じ請求書を発行する場合
定期的な請求がある場合は、自動作成予約機能を利用できます。
毎月同じ内容の請求書を手作業で作成している場合は、自動化できる範囲を確認するとよいでしょう。
見積書から請求書まで管理したい場合
Misocaは見積書、納品書、請求書をそれぞれ作成できるだけでなく、帳票間の変換にも対応しています。
そのため、見積から納品、請求まで複数の帳票を扱う事業者に適した機能構成になっています。
外出先でも請求業務を行いたい場合
スマートフォン・タブレットアプリに対応しているため、外出先から帳票作成やステータス確認を行えます。
Misocaの注意点
Misocaは無料プランから利用できますが、無料プランには機能上の制限があります。
特に、
- 月間請求書作成数
- 自動作成
- 郵送代行
- サポート
- 複数人利用
- 決済サービス
などはプランによって利用条件が異なります。
また、月間の請求書作成数が上限を超えた場合、追加料金が発生するプランがあります。
プラン15・プラン100などでは、上限を超えた請求書について1通70円+税で利用できる条件が案内されています。
そのため、「月額料金が安い」というだけで決めず、実際の請求書発行数を基準にプランを選択することが重要です。
freee請求書

運営会社:freee株式会社
freee請求書は、freee株式会社が提供する請求書発行サービスです。
Misocaを提供する弥生株式会社とは異なる会社が運営しており、請求書作成・送付を中心に比較できるサービスです。
freee請求書の商品概要
freee請求書では、
- 請求書
- 見積書
- 納品書
- 発注書
- 領収書
などの帳票を発行できます。
公式料金ページでは、無料、スタンダード、アドバンスの3プランが案内されています。
無料プランでも個別の帳票発行が可能で、請求書だけでなく見積書、納品書、発注書、領収書にも対応しています。
freee請求書の特徴
無料プランがある
freee請求書には、初期費用0円、基本料金0円の無料プランがあります。
公式料金ページでは、無料プランで個別発行の送信料金も0円とされています。
そのため、請求書を少数発行する場合には、無料で利用できる範囲を確認できます。
帳票を変換できる
freee請求書では、請求書、見積書、納品書、発注書、領収書の個別発行に対応し、帳票の変換機能も用意されています。
Misocaと同様に、取引内容を複数の帳票へ展開したい場合に比較できる機能です。
定期請求・自動作成
無料プランでは定期請求・自動作成が1件まで、スタンダード・アドバンスでは無制限と案内されています。
定期的な請求が多い事業者は、無料プランと有料プランの自動化範囲を比較するとよいでしょう。
freee請求書の料金
公式サイトで確認できる料金は以下の通りです。
| プラン | 基本料金・年払い | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 個別の請求書発行・送付など |
| スタンダード | 月1,980円+税 | 大量発行・送付など |
| アドバンス | 月10,000円+税 | 債権管理・入金消込・仕訳作成など |
スタンダード・アドバンスには一括発行・一括送付などの機能があり、アドバンスでは自動の入金明細取得、債権管理・入金消込、仕訳作成などにも対応しています。
一括発行・送付を利用する場合には、別途送信料金が設定されています。
公式サイトでは、年払いの場合の一括送信料金が**月4,750円~、年57,000円~**と案内されています。(
また、スタンダード・アドバンスの月額基本料金と一括送信料金を合算した場合、公式サイトではfreee請求書の料金を**月6,730円~**と案内しています。
価格はすべて税抜表示です。
freee請求書のサポート
freee請求書では、メールによる問い合わせやヘルプページなどが用意されています。
公式サイトでは、スタンダード・アドバンスについて、24時間365日のメール問い合わせ対応が案内されています。
サポート方法はプランによって異なるため、導入前に確認してください。
freee請求書の法令対応
freee請求書は、公式サイトでインボイス制度・電子帳簿保存法への対応を案内しています。
Misocaと比較する際には、法令対応の有無だけでなく、自社の請求・保存業務に必要な機能がどのプランに含まれているかまで確認するとよいでしょう。
freee請求書の利用シーン
freee請求書は、
- 請求書を無料で発行したい
- 見積書や納品書も作成したい
- 請求業務をまとめて効率化したい
- 請求書の発行数が多い
- 入金消込まで自動化したい
といったケースで比較できます。
特にアドバンスでは債権管理、入金消込、仕訳作成まで対応しているため、請求書発行だけでなく請求後の業務まで効率化したい場合は機能を確認するとよいでしょう。
マネーフォワード クラウド請求書

運営会社:株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド請求書は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型の請求書作成・管理サービスです。
Misocaを提供する弥生株式会社、freee請求書を提供するfreee株式会社とは異なる運営会社のため、比較対象として採用します。
商品概要
マネーフォワード クラウド請求書では、請求書の作成・送付・管理をクラウド上で行えます。
公式サイトでは、請求書の作成だけでなく、
- 見積書・納品書から請求書への変換
- 定期発行
- 請求書の一括作成
- メール・PDF・郵送による送付
- 入金ステータス管理
- 帳票の検索
- 会計サービスとの連携
などが案内されています。
請求書を発行するところだけでなく、請求後の管理までクラウドで行いたい事業者が比較しやすいサービスです。
マネーフォワード クラウド請求書の特徴
請求書をクラウドで作成
テンプレートを利用して請求書を作成できるため、毎回レイアウトを作成する必要がありません。
取引先情報や品目などを登録しておけば、繰り返し請求する場合の入力作業を減らせます。
見積書・納品書から変換できる
マネーフォワード クラウド請求書では、見積書や納品書を請求書へ変換できます。
例えば、
見積書
↓
受注
↓
納品書
↓
請求書
という流れで帳票を作成する事業者は、帳票間の変換機能を比較ポイントにできます。
Misocaにも同様の機能があるため、実際に利用するときは操作方法や自社の業務フローとの相性を確認するとよいでしょう。
定期的な請求書を作成できる
定期的に同じ取引先へ請求する場合、定期発行機能を利用できます。
毎月の家賃、顧問料、保守費用、サブスクリプションなど、定期的な請求が発生する事業者は、こうした自動化機能を比較すると業務効率化につながる場合があります。
請求書をメール・郵送できる
作成した請求書は、オンラインで送付できます。
また、郵送代行にも対応しているため、紙の請求書を取引先へ送る必要がある場合でも、自社で印刷・封入・投函する作業を減らせます。
メール送付と郵送のどちらを利用するかは、取引先の受け取り方法に合わせて選択できます。
請求書を一括作成できる
請求先が多い場合、1件ずつ請求書を作成する方法では時間がかかります。
マネーフォワード クラウド請求書では、一括作成機能が用意されています。
毎月多数の請求書を発行する法人などは、請求書の発行数だけでなく、一括処理の有無も確認するとよいでしょう。
入金ステータスを管理
請求書を作成した後は、実際に入金されたかどうかを確認する必要があります。
マネーフォワード クラウド請求書では、請求書のステータス管理が可能です。
請求書を発行して終わりではなく、請求後の管理まで行いたい事業者にとって確認しておきたい機能です。
会計サービスとの連携
マネーフォワード クラウド請求書は、マネーフォワード クラウドシリーズとの連携が可能です。
請求書を作成した後の会計処理まで同じサービス群で管理したい場合は、会計ソフトとの連携範囲を確認するとよいでしょう。
インボイス制度・電子帳簿保存法への対応
マネーフォワード クラウド請求書は、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応機能を提供しています。
ただし、法令対応はサービスを導入するだけで事業者側のすべての対応が自動的に完了するという意味ではありません。
請求書の保存方法や社内の業務フローなどについて、自社の状況に合わせて確認する必要があります。
マネーフォワード クラウド請求書の料金
マネーフォワード クラウド請求書は、単体で利用する場合と、マネーフォワード クラウドの他サービスと組み合わせて利用する場合で料金体系が異なります。
公式料金ページでは、法人向けのクラウドサービスとして複数の料金プランが設定されています。
また、個人事業主向けプランも用意されています。
そのため、Misocaのように「請求書サービス単体の料金」だけを見るのではなく、会計・経費・給与などもまとめて利用するかどうかによって比較する必要があります。
料金は契約形態やプランによって異なるため、申込前に公式料金ページで確認してください。
マネーフォワード クラウド請求書のおすすめポイント
- 見積書・納品書・請求書をクラウドで管理できる
- 定期的な請求を効率化できる
- 請求書をメールや郵送で送付できる
- 一括作成などの機能がある
- 会計サービスとの連携を検討できる
- インボイス制度・電子帳簿保存法に対応
- 複数のクラウドサービスを組み合わせて業務全体を管理しやすい
利用シーン
複数の帳票を一元管理したい場合
見積書から納品、請求まで複数の帳票を作成する事業者は、帳票間の変換機能を確認するとよいでしょう。
定期請求が多い場合
毎月同じ取引先へ請求するケースでは、定期発行などの機能を利用できるか確認します。
会計業務もクラウド化したい場合
請求書だけではなく会計までクラウドで管理する場合、マネーフォワード クラウドシリーズとの連携を検討できます。
Misoca・freee請求書・マネーフォワード クラウド請求書を比較
3サービスはそれぞれ異なる会社が提供しています。
料金や機能を比較するときは、単純に月額料金だけを見るのではなく、請求書の発行数、無料利用できる範囲、送付方法、自動化、会計連携などをまとめて確認することが重要です。
| 比較項目 | Misoca | freee請求書 | マネーフォワード クラウド請求書 |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 弥生株式会社 | freee株式会社 | 株式会社マネーフォワード |
| 無料利用 | あり | あり | プランによる |
| 見積書 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 納品書 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 請求書 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 領収書 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 帳票変換 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 定期請求・自動化 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 一括作成 | 対応 | 対応 | 対応 |
| メール送付 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 対応 | 対応 | 対応 | |
| 郵送 | 対応 | 対応 | 対応 |
| スマートフォン | 対応 | 対応 | 対応 |
| 会計連携 | 弥生・freee・MF等 | freee会計等 | マネーフォワード クラウド等 |
| インボイス制度対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 電子帳簿保存法対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 無料プランの特徴 | 月10通までの請求書 | 個別発行等 | 契約プランによる |
| 主な特徴 | シンプルな帳票作成・管理 | freeeシリーズとの連携 | マネーフォワードシリーズとの連携 |
※機能はプランによって利用条件が異なる場合があります。
料金を比較するときのポイント
Misoca
Misocaは無料プランがあり、請求書を月10通まで作成できます。
有料プランは、
- プラン15:月880円+税
- プラン100:月3,350円+税
- プラン1000:月11,400円+税
が基本料金です。
さらに現在は年契約を対象とした初年度無償キャンペーンが確認できます。
freee請求書
freee請求書は無料プランに加えて、スタンダード、アドバンスが用意されています。
スタンダードは月1,980円+税、アドバンスは月10,000円+税です。
ただし、大量発行・一括送信などでは別途料金が発生するため、月額基本料金だけで比較しないことが重要です。
マネーフォワード クラウド請求書
マネーフォワード クラウド請求書は、利用するプランや他のクラウドサービスとの組み合わせによって料金が変わります。
そのため、
請求書だけを使うのか
会計・経費などもまとめてクラウド化するのか
によって比較結果が変わります。
無料プランで選ぶなら確認したいこと
無料プランがあるからといって、すべての機能を無料で利用できるとは限りません。
例えばMisocaでは無料プランで月10通までの請求書を作成できますが、自動作成や郵送、電話・メール・チャットサポートなどは利用条件があります。
freee請求書でも、無料プランと有料プランで一括発行や自動化などの機能に違いがあります。
したがって、無料プランを比較するときは、
- 月に何通作るか
- 郵送するか
- 自動作成が必要か
- 複数人で利用するか
- 会計連携が必要か
- サポートが必要か
を先に決めると選びやすくなります。
個人事業主・フリーランス向けの選び方
個人事業主やフリーランスの場合、請求書の発行数が比較的少ないケースでは、無料プランの範囲から確認する方法があります。
Misocaを検討する場合
月10通までの請求書で足りるなら、無料プランを確認できます。
また、見積書・納品書・領収書などを作成できるため、請求業務全体をまとめたい場合にも比較できます。
freee請求書を検討する場合
freee会計など、freeeの他サービスをすでに利用している場合は、連携を含めて検討するとよいでしょう。
マネーフォワードを検討する場合
マネーフォワード クラウド会計などを利用している場合は、請求書と会計をまとめて管理できるか確認できます。
中小企業・法人向けの選び方
法人の場合は、単純な請求書作成だけでなく、
- 発行件数
- 利用人数
- 権限管理
- 一括発行
- 定期請求
- 入金管理
- 会計連携
- 郵送
- 電子保存
- サポート
などを確認することが重要です。
特に請求書の件数が多い場合、無料プランや少額プランだけで判断すると、実際の業務量に合わない可能性があります。
Excelからクラウド請求書サービスへ移行するメリット
Excelで請求書を作成している場合、クラウドサービスへの移行によって、業務フローを変更できる可能性があります。
帳票の作成
Excelではセルの入力や計算式などを自分で設定する必要があります。
クラウド請求書サービスでは、あらかじめ用意された入力項目を利用できるため、帳票作成の手順を標準化しやすくなります。
過去の請求書を探す
ファイル名やフォルダを手作業で探す代わりに、取引先や日付などから検索できるサービスがあります。
見積書から請求書へ変換
同じ取引内容を何度も入力する必要を減らせます。
送付
メール送信やPDF、郵送代行などを利用できるため、印刷・封入・投函といった作業を減らせる場合があります。
請求書作成サービスを選ぶときの注意点
月額料金だけで判断しない
月額料金が安くても、請求書の発行数が多ければ追加料金が発生する場合があります。
郵送費を確認する
紙の請求書を送る場合は、月額料金とは別に郵送費がかかるケースがあります。
自動化機能の条件を確認する
「自動作成」と書かれていても、プランによって利用可能な件数や条件が異なる場合があります。
会計ソフトとの相性を確認する
現在使っている会計ソフトがある場合は、連携できるか確認しましょう。
無料期間終了後の料金を確認する
キャンペーンで一定期間無料になる場合でも、期間終了後は通常料金が発生します。
Misocaの初年度無償キャンペーンも年契約が対象となるなど条件が設定されています。
FAQ
Misocaとは何ですか?
Misocaは、見積書、納品書、請求書などをクラウド上で作成・送付・管理できるサービスです。
現在は弥生株式会社が提供しています。
Misocaは無料で使えますか?
はい。無料プランがあります。
無料プランでは請求書を月10通まで作成でき、見積書・納品書・領収書は無制限で作成できます。
Misocaの有料プランはいくらですか?
主な料金は、
- プラン15:月880円+税
- プラン100:月3,350円+税
- プラン1000:月11,400円+税
です。
年契約の場合はそれぞれ年額料金も設定されています。
Misocaに初年度無料キャンペーンはありますか?
現在、年契約のプラン15・プラン100・プラン1000を対象に、初年度無償キャンペーンが確認できます。
ただし、対象条件や終了時期などが変更される場合があるため、申し込み時に公式サイトを確認してください。
Misocaはスマートフォンから利用できますか?
はい。
スマートフォン・タブレット向けアプリが提供されており、帳票作成やステータス確認などができます。
Misocaで見積書から請求書を作れますか?
はい。
見積書から納品書や請求書への変換に対応しています。
Misocaで請求書を郵送できますか?
はい。
郵送代行を利用できます。
プラン15などでは1通210円+税の郵送費が案内されています。
Misocaとfreee請求書の違いは?
両方とも請求書・見積書・納品書などの帳票作成に対応しています。
Misocaは弥生のサービス群との連携を検討しやすく、freee請求書はfreeeの会計サービスなどとの連携を検討しやすい点が比較ポイントになります。
どちらが適しているかは、現在利用している会計サービスや必要な請求書発行数などによって異なります。
Misocaとマネーフォワード クラウド請求書の違いは?
Misocaは弥生株式会社、マネーフォワード クラウド請求書は株式会社マネーフォワードが提供しています。
どちらも見積書・納品書・請求書などを扱えますが、料金体系や他サービスとの連携範囲などが異なります。
現在利用している会計ソフトや経費管理サービスなどを基準に比較すると選びやすくなります。
請求書作成サービスはインボイス制度に対応していますか?
Misoca、freee請求書、マネーフォワード クラウド請求書はいずれもインボイス制度への対応機能を提供しています。
ただし、事業者側で必要となる登録・保存・業務運用までサービスだけで完結するとは限らないため、自社の状況に合わせて確認してください。
まとめ
Misocaは、見積書、納品書、請求書、領収書などの帳票をクラウド上で作成・送付・管理できるサービスです。
月10通までの請求書作成に対応した無料プランが用意されているため、請求書の発行数が少ない個人事業主やフリーランスは、まず無料プランで必要な機能を確認できます。
有料プランでは、プラン15、プラン100、プラン1000が用意されており、請求書の発行数に応じて選択できます。
また、見積書から納品書・請求書への変換、自動作成予約、CSVによる一括作成、メール・PDF・郵送による送付、請求・入金管理、売上レポートなど、請求業務を効率化する機能が用意されています。
さらに、現在は年契約を対象とした初年度無償キャンペーンも確認できます。キャンペーンの対象プランや適用条件が設定されているため、申込時には最新条件を確認してください。
比較対象のfreee請求書には無料プランがあり、スタンダード、アドバンスでは一括発行や入金消込など、より多くの請求業務を扱うための機能が用意されています。
マネーフォワード クラウド請求書は、請求書作成・送付・管理に加えて、マネーフォワード クラウドの各サービスとの連携を検討できる点が特徴です。
したがって、請求書作成サービスを選ぶ際は、単純な月額料金だけで決めるのではなく、
- 月間の請求書発行数
- 見積書・納品書の作成数
- 定期請求の有無
- 一括作成の必要性
- メール・PDF・郵送の利用方法
- 入金管理
- 会計ソフトとの連携
- スマートフォン利用
- サポート
- 無料プランで足りるか
- 有料プランへ移行した場合の料金
をまとめて比較することが大切です。
特に個人事業主やフリーランスで請求書の発行数が少ない場合は、無料プランから試して必要な機能を確認する方法があります。
一方、法人などで請求書の発行数が多い場合は、月額料金だけでなく、一括作成や自動化、利用人数、郵送費、入金管理なども含めて検討するとよいでしょう。
なお、料金・キャンペーン・機能・プラン内容は変更される場合があります。本記事の具体的な情報は記事作成時点で確認できた公式情報をもとにしているため、契約前には各サービスの公式サイトで最新の料金、提供機能、適用条件を確認してください。
