
大学院で研究に取り組んでいると、就職活動との両立に悩むことがあります。
研究を活かせる仕事に就きたい一方で、「自分の専門性をどのような企業が評価してくれるのか分からない」「アカデミアと民間企業のどちらに進むか迷っている」「研究が忙しく、企業探しや選考対策に時間をかけにくい」といった悩みを抱えるケースもあります。
特に修士・博士課程では、学部生向けの一般的な就活情報だけでは、自分の研究経験や専門性をどのように企業へ伝えればよいのか判断しにくいことがあります。
そこで比較したいのが、大学院生・ポスドクなどの研究経験を持つ人を対象とした就職支援サービスです。
今回紹介するアカリク就職エージェントは、修士・博士向けの就活エージェントとして、専属のキャリアアドバイザーによる企業紹介や選考対策を提供しています。公式サイトでは、大学院出身者や企業人事経験者のアドバイザーが在籍し、研究内容やスキル、志向性に合った企業を紹介すると案内されています。利用料金は無料です。
この記事では、アカリク就職エージェントを最初に紹介したうえで、異なる運営会社が提供するOfferBoxとLabBase就職を比較します。
3サービスは、求人紹介型、オファー型、理系学生向けスカウト型など、それぞれ仕組みが異なります。
「研究経験を活かしたい」「企業から声をかけてもらいたい」「就活にかける時間を抑えたい」「自己分析や選考対策をサポートしてほしい」といった目的から、それぞれの特徴を確認していきましょう。
アカリク就職エージェント

運営会社:株式会社アカリク
サービス概要
アカリク就職エージェントは、修士・博士などの大学院生を対象とした就職エージェントです。
専属のキャリアアドバイザーが一人ひとりにつき、研究内容やこれまでの経験、希望するキャリアなどをヒアリングしたうえで、企業を紹介します。
公式サイトでは、専門性やスキル、志向性に合った企業を紹介し、選考対策から内定まで無料でサポートすると案内されています。
また、アカリクでは大学院生向けの就職情報サイトやイベントなども展開しており、大学院生・理系学生のキャリア支援を複数のサービスから行っています。
アカリク就職エージェントの特徴
大学院生のキャリアに特化している
アカリク就職エージェントの大きな特徴は、大学院生の就職活動を対象としている点です。
一般的な新卒就活サービスでは、学部生から大学院生まで幅広い学生が利用します。
一方、アカリク就職エージェントでは、修士・博士などの大学院生を対象としており、公式サイトでも「大学院生ならではの就活の悩み」を想定したサービス設計が紹介されています。
例えば、
- 研究内容を就職に活かしたい
- 研究が忙しく企業探しの時間が少ない
- 大学院での経験を評価してくれる企業を探したい
- 専門外の企業にも視野を広げたい
- アカデミアと民間企業で迷っている
といった悩みを相談できます。
研究内容や専門性を踏まえて求人を紹介
大学院生の就職活動では、「研究テーマそのものが企業で直接使えるか」だけでなく、研究を通して身につけた能力をどのように仕事へつなげるかが重要になる場合があります。
アカリク就職エージェントでは、研究内容やスキル、志向性をヒアリングしたうえで企業を紹介するとされています。
公式サイトには、大学院出身者や企業人事経験者のキャリアアドバイザーが在籍していることも掲載されています。
そのため、研究内容を単に「専門分野」として扱うのではなく、
- 研究で使用した技術
- データ分析経験
- 実験・検証経験
- 論文作成
- プレゼンテーション
- 学会発表
- チームでの研究
- 課題設定・問題解決
など、研究活動を通じて培った経験をキャリアと結び付けて考える際の相談先として利用できます。
研究職以外のキャリアも検討できる
「大学院まで進んだのだから研究職に就くべきなのではないか」と考える人もいるかもしれません。
しかし、大学院で培った能力は研究職だけでなく、IT、コンサルティング、技術職、企画など、さまざまな仕事で活用できる場合があります。
アカリクの公式資料でも、大学院での経験や研究経験を評価する企業について理解していることや、研究職以外の求人も提案できることが紹介されています。
公式サイトの利用者事例でも、博士課程からIT企業のセールスエンジニア職へ進んだ事例などが紹介されています。
そのため、
「研究職に限定せず、自分の専門性を活かせる仕事を探したい」
という場合にも比較しやすいサービスです。
専任キャリアアドバイザーに相談できる
アカリク就職エージェントでは、一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーがつきます。
公式サイトによると、大学院出身者や企業人事経験者のアドバイザーが多数在籍しています。
大学院生の場合、
「研究内容を企業にどう説明すればよいか」
「博士課程修了後の進路をどう考えればよいか」
「自分の専門性を民間企業でどのように活かせるか」
といった、一般的な就職活動とは少し異なる相談が生じることがあります。
そうした相談をキャリアアドバイザーと行いながら、求人やキャリアの方向性を整理できます。
ES添削・面接対策を利用できる
アカリク就職エージェントでは、求人紹介だけでなく選考対策も行っています。
公式サイトでは、
- ES添削
- 面接対策
- 企業の評価ポイントを踏まえたフィードバック
などをサポート内容として案内しています。
大学院生の場合、研究内容を詳しく説明できても、それを採用担当者に分かりやすく伝えることが難しいケースがあります。
例えば、
「専門的な研究内容を一般の面接官にも理解できるように説明する」
「研究で身につけた能力を仕事にどう活かすか説明する」
「博士課程まで進んだ理由をキャリアと結び付けて説明する」
といった準備が必要になる場合があります。
そのような点を整理しながら、応募書類や面接の準備を進められます。
研究が忙しい人も利用しやすい
大学院生にとって、就職活動の時間を確保すること自体が課題になる場合があります。
研究室での実験、論文執筆、学会発表などと就職活動を並行する必要があるためです。
アカリク就職エージェントでは、紹介企業の選考を受ける際のスケジュール調整も対応すると公式サイトで案内されています。
また、面談はオンラインで対応しており、WEB面談や電話を選択できるとされています。
夕方や土日の面談にも対応しているため、研究活動との両立を考えている人は利用条件を確認するとよいでしょう。
オンラインで面談できる
アカリク就職エージェントでは、面談をオンラインで行えます。
公式サイトでは、地方の利用者もサポートできるよう、WEB面談や電話による面談に対応していると案内されています。
研究室や大学から離れた場所に住んでいる場合でも、オンラインで相談できる点は比較ポイントになります。
履歴書なしでも面談できる
就職活動を始めたばかりの場合、「まだ履歴書やESを準備していない」ということもあります。
アカリク就職エージェントでは、公式FAQで履歴書なしでも面談可能と案内されています。
履歴書があれば、キャリアアドバイザーが内容を確認しながらよりスムーズに求人を提案できるとされています。
そのため、就職活動の準備がまだ十分に整っていない段階でも、まず相談してみるという利用方法があります。
料金
アカリク就職エージェントは、求職者側の利用料金が無料です。
公式FAQでは、料金は一切かからないと案内されています。
また、過去の公式発表でも、企業側からのコンサルティングフィーによって運営されているため、求職者は無料で利用できると説明されています。
したがって、
- キャリア相談
- 求人紹介
- ES添削
- 面接対策
- 選考に関するサポート
などを求職者側の料金負担なしで利用できます。
記事作成時点の情報であり、サービス内容や利用条件は変更される場合があります。最新情報・利用条件は公式サイトをご確認ください。
キャンペーン・特典
記事作成時点で、アカリク就職エージェントについて求職者向けの金銭的なキャンペーン・特典は公式サイトで確認できませんでした。
一方、サービスそのものを無料で利用できることが公式サイトに明記されています。
キャンペーンや登録特典が実施される場合は内容や対象条件が変更される可能性があります。
記事作成時点の情報であり、キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。
アカリク就職エージェントのおすすめポイント
アカリク就職エージェントを比較すると、次のような特徴があります。
- 修士・博士など大学院生向け
- 研究経験を踏まえた求人提案
- 大学院出身者などのキャリアアドバイザーが在籍
- 専属アドバイザーに相談できる
- 研究職以外のキャリアも検討できる
- ES添削を受けられる
- 面接対策を受けられる
- 選考スケジュールの調整をサポート
- オンライン面談に対応
- 履歴書なしでも面談可能
- 求職者の利用料金は無料
アカリク就職エージェントの利用シーン
研究経験を就職に活かしたい場合
研究内容だけでなく、研究活動を通じて培ったスキルを整理し、それを活かせる求人を探したい場合に利用できます。
研究職以外も視野に入れたい場合
「研究職にするか、民間企業の別職種にするか迷っている」という場合も、キャリアアドバイザーに相談しながら選択肢を整理できます。
就活の時間を抑えたい場合
企業探しや選考対策を一人で進めるのではなく、求人紹介やスケジュール調整などのサポートを利用できます。
博士課程で進路に迷っている場合
公式サイトでは博士課程中退やオーバードクターについても相談可能と案内されています。
博士課程だからといって進路を一つに限定せず、自分の研究経験や希望するキャリアを整理しながら検討できます。
アカリク就職エージェントの注意点
求人紹介を受けたら仕事内容を確認する
研究経験を評価してくれる企業であっても、実際の仕事内容が自分の希望と一致するとは限りません。
求人を紹介された場合は、
- 職種
- 業務内容
- 勤務地
- 給与
- 勤務時間
- 休日
- 福利厚生
- 研究経験をどのように活かせるか
- 将来的なキャリア
などを確認しましょう。
研究内容だけで企業を選ばない
「研究を活かせるか」は重要なポイントですが、それだけで就職先を決める必要はありません。
仕事内容、職場環境、働き方、企業の事業内容、キャリアパスなども合わせて確認することが大切です。
選考突破率や内定までの期間は保証ではない
公式サイトでは「利用者の選考突破率8割」や「最速2週間で内定」といった実績が掲載されています。
ただし、これはサービス利用者全員の選考結果や内定時期を保証するものではありません。
就職活動の結果や期間は、本人の経験、応募企業、選考時期、求人状況などによって異なります。
OfferBox

運営会社:株式会社i-plug
OfferBoxは、企業が学生のプロフィールを確認し、興味を持った学生へオファーを送る新卒オファー型就活サービスです。公式サイトでは、2027年卒の登録学生数が2026年6月時点で25万人を突破したと案内されています。
アカリク就職エージェントとは運営会社が異なるため、比較対象として扱います。
サービス概要
OfferBoxでは、学生が自己PRやプロフィールなどを登録し、その情報を見た企業からオファーを受け取る仕組みです。
一般的な就活サイトでは学生側から企業を検索して応募する方法が中心ですが、OfferBoxでは企業側から学生へアプローチします。
そのため、
「自分では知らなかった企業から声をかけてもらいたい」
「自分の経験や強みを評価してくれる企業を知りたい」
という学生が比較しやすいサービスです。
OfferBoxの特徴
企業から直接オファーが届く
OfferBoxでは、登録したプロフィールを企業が確認し、興味を持った学生にオファーを送ります。
オファーを承認すると、企業と直接コミュニケーションを取ることができ、説明会への案内や選考へ進める場合があります。
ただし、オファー後の選考内容は企業によって異なり、オファーを受けたこと自体が内定を意味するものではありません。
大手からベンチャーまで幅広い企業が登録
OfferBoxの公式サイトでは、2026年6月時点で累計22,956社以上の企業が登録していると案内されています。
これは過去にアカウントを開設した企業数で、直近で利用していない企業も含まれる数字です。
メーカー、IT、商社、広告・出版・メディアなど幅広い業種の企業が登録しています。
プロフィールを充実させて企業にアピール
OfferBoxでは、自己PRや学生時代の経験などをプロフィールに登録し、自分を企業へ伝えます。
企業側がプロフィールを見てオファーを送る仕組みなので、研究内容や専門分野、研究で培ったスキルなどを分かりやすく記載することが重要です。
理系大学院生の場合は、
- 研究テーマ
- 使用した技術
- 分析方法
- 研究で工夫したこと
- 課題を解決した経験
- 研究成果
- チームで取り組んだ経験
などを具体的に整理すると、自分の特徴を企業へ伝えやすくなります。
適性診断も利用できる
OfferBoxでは、プロフィール登録だけでなく適性診断も利用できます。
公式サイトでは、アプリからプロフィール入力や適性診断を行えることが案内されています。
自己分析を進めながら、自分の特徴を企業へのアピールに反映させる使い方ができます。
料金
OfferBoxは学生が無料で利用できます。
公式FAQでは、登録後の利用を含め、すべての機能を無料で利用できると案内されています。
企業側には別途料金プランが設定されていますが、学生側の利用料金とは異なります。
キャンペーン・特典
OfferBoxでは、時期によって学生向けのキャンペーンが実施される場合があります。
現在公式サイトで確認できる招待型キャンペーンなどは対象卒年や期間、達成条件が設定されているため、記事掲載時にはキャンペーンページで最新条件を確認する必要があります。
通常利用については無料です。
記事作成時点の情報であり、キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。
OfferBoxのおすすめポイント
- 企業からオファーを受けられる
- 自分では探していなかった企業を知る機会がある
- 大手からベンチャーまで幅広い企業が登録
- プロフィールを企業にアピールできる
- 適性診断を利用できる
- アプリからも利用できる
- 学生の利用料金は無料
OfferBoxの利用シーン
自分に合う企業を探したい場合
自分から企業を検索するだけでなく、プロフィールを見た企業からオファーを受け取ることで、企業選びの選択肢を広げられます。
自己PRを整理したい場合
プロフィール作成を通じて、自分の研究内容や経験、強みを整理できます。
就活と研究を並行したい場合
企業側からオファーが届くため、企業を一社ずつ探す方法とは異なる形で就職活動を進められます。
OfferBoxの注意点
プロフィールの内容が重要
企業がプロフィールを見てオファーを送るため、登録内容が十分でない場合は、自分の経験や強みが伝わりにくくなります。
特に大学院生の場合は、専門的な研究内容を企業側が理解しやすい表現に整理することが重要です。
オファー数を結果の保証と考えない
オファーの数は、プロフィール内容、企業側の採用ニーズ、時期などによって変わります。
公式サイトでもプロフィール入力率などとオファー実績の関連データが紹介されていますが、個人のオファー数や内定を保証するものではありません。
新卒者向けサービスである
OfferBoxは新卒者向けのサービスです。公式サイトでは既卒者は登録対象外と案内されています。
大学院生の場合も、対象卒年や現在の在籍状況を確認してから登録しましょう。
LabBase就職

LabBase就職は、研究に取り組む理系学生向けの就活サービスです。研究内容や専門性をプロフィールに登録し、それを見た企業からスカウトを受けられる仕組みを提供しています。公式サイトでは、研究を正しく評価してもらうこと、選考優遇付きスカウト、研究と就活の両立を主な特徴として紹介しています。
アカリク就職エージェントやOfferBoxとは運営会社が異なるため、比較対象として取り上げます。
サービス概要
LabBase就職は、理系学生が研究内容や専門性を企業へ伝え、企業側からスカウトを受けるタイプの就活サービスです。
公式サイトでは、詳細な研究プロフィールを登録することで、専門性や研究への取り組みを企業へ伝えられると説明されています。さらに、大手企業の現場研究者やCTOなどから、研究内容を踏まえたスカウトが届く仕組みが紹介されています。
自分で企業を一社ずつ探して応募する方法だけではなく、研究内容を起点として企業との接点を作ることができる点が特徴です。
LabBase就職の特徴
研究内容を企業に詳しく伝えられる
LabBase就職では、一般的なプロフィールだけではなく、研究に関する情報を詳しく登録できます。
公式サイトでは、詳細な研究プロフィールによって専門性や取り組みを企業に正確に伝えられると案内されています。
大学院生の場合、研究テーマや専門分野が自分の大きな強みになることがあります。
例えば、
- 研究テーマ
- 専門分野
- 研究で使用した技術
- 実験・解析方法
- プログラミング経験
- データ分析経験
- 研究で取り組んだ課題
- 学会発表などの経験
などを整理することで、自分の研究経験を企業へ伝える材料になります。
研究経験を評価する企業と接点を作れる
LabBase就職では、研究内容を確認した企業からスカウトを受けられます。
公式サイトでは、大手企業の現場研究者やCTOが学生の研究内容を評価したうえで直接スカウトを送る仕組みが紹介されています。
そのため、
「自分の研究が企業でどう評価されるのか知りたい」
「研究経験を活かせる企業と出会いたい」
という人が比較しやすいサービスです。
選考優遇付きスカウト
LabBase就職では、企業によって選考優遇付きのスカウトが提供されています。
公式サイトでは、選考優遇付きスカウトを特徴として掲げています。現在の公式ページでは、特別優遇の実績がある大手企業について約60%というスカウト率も掲載されています。
ただし、この数字は特定の条件に基づく実績値であり、すべての学生に同じ割合でスカウトが届くことや、選考通過・内定を保証するものではありません。
スカウトを受け取った場合は、優遇内容や選考条件を個別に確認することが重要です。
企業からアプローチを受けられる
LabBase就職では、学生が企業を探すだけではなく、企業側からアプローチを受けられます。
公式サイトでは、企業からアプローチが来ることで企業探しや応募にかかる時間を抑え、研究と就活を両立しやすくなると説明されています。
研究室での実験や論文作成などが忙しい学生にとって、企業との接点を作る方法の一つになります。
インターン・仕事体験の情報も確認できる
LabBase就職では、本選考だけでなくインターンシップや仕事体験の募集も掲載されています。
現在の公式サイトでは、メーカー、IT関連企業、機械・電気系企業などの仕事体験情報が掲載されています。
就職先を決める前に、企業や職種を知る機会として活用できます。
プロフィールの充実が重要
スカウト型サービスでは、企業がプロフィールを見てアプローチするため、登録情報の充実度が重要になります。
LabBase就職の公式記事では、プロフィール充実度を80%以上にすることや、定期的なログイン、「興味あり」の登録などとスカウト受信数との関連が紹介されています。
これはスカウト数を保証するものではありませんが、企業側に自分の研究や経験を伝えるためには、プロフィールを具体的に作り込むことが大切です。
料金
LabBase就職は、学生が無料で登録・利用できます。
現在の公式サイトでも「無料登録」が案内されています。
企業側には別途採用サービスの料金体系がありますが、これは学生側の利用料金とは異なります。
記事作成時点の情報であり、サービス内容や利用条件は変更される場合があります。最新情報・利用条件は公式サイトをご確認ください。
キャンペーン・特典
記事作成時点では、LabBase就職で招待キャンペーンが実施されています。
公式の招待ページでは、2026年8月1日から8月31日までの招待登録期間が設定されています。対象者には理系の修士・博士、学部5・6年生などの条件があり、プロフィール充実度や「気になる企業」への登録など、特典を受け取るための条件も設定されています。
また、キャンペーンは予告なく早期終了する場合があると明記されています。
そのため、登録時には対象卒年、登録経路、達成条件、期間などを公式キャンペーンページで確認してください。
記事作成時点の情報であり、キャンペーン内容・期間・適用条件は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。
LabBase就職のおすすめポイント
LabBase就職には、次のような特徴があります。
- 理系学生向けの就活サービス
- 研究内容を詳しくプロフィールに登録できる
- 研究経験を企業へ伝えやすい
- 企業からスカウトを受けられる
- 選考優遇付きスカウトがある
- 大手企業からのスカウトも掲載
- インターン・仕事体験情報を確認できる
- 研究と就活の両立を意識したサービス設計
- 学生は無料で利用できる
LabBase就職の利用シーン
研究内容を活かして就職したい場合
研究プロフィールを充実させ、自分の専門性に関心を持つ企業からのスカウトを待つ方法があります。
自分では知らない企業と出会いたい場合
企業側からアプローチを受けるため、自分だけで企業を検索する場合とは異なる選択肢を得られる可能性があります。
研究と就活を両立したい場合
企業側からスカウトが届くため、企業を探して応募する作業の一部を効率化できます。
インターンから企業を知りたい場合
インターン・仕事体験の情報も確認できるため、企業や職種を知るきっかけとして利用できます。
LabBase就職の注意点
プロフィールの作成に時間をかける必要がある
研究内容を企業に正しく伝えるには、プロフィールを具体的に記載する必要があります。
単に「○○を研究しています」と書くのではなく、研究の目的、使用した技術、工夫した点、成果などを整理すると、自分の経験を伝えやすくなります。
スカウト数は人によって異なる
スカウトの数や内容は、プロフィール、専攻、研究分野、企業の採用ニーズ、登録時期などによって変わります。
スカウト数や優遇率を自分の就職結果として保証されるものとは考えず、企業との接点を増やす手段として利用しましょう。
選考優遇の内容を確認する
「選考優遇付き」と表示されていても、企業によって具体的な優遇内容は異なります。
書類選考の扱い、面接回数、特別ルートなど、実際にどのような優遇があるのかを確認してください。
アカリク・OfferBox・LabBase就職を比較
3サービスはいずれも学生の就職活動を支援しますが、サービスの仕組みには違いがあります。
| 比較項目 | アカリク就職エージェント | OfferBox | LabBase就職 |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アカリク | 株式会社i-plug | 株式会社LabBase |
| 主な対象 | 大学院生・ポスドク等 | 新卒学生 | 理系学生 |
| 主な仕組み | エージェント型 | オファー型 | 研究プロフィール型スカウト |
| 求人・企業紹介 | アドバイザーが紹介 | 企業からオファー | 企業からスカウト |
| キャリア相談 | 専任アドバイザー | 基本的に自分で活動 | スカウト・求人情報を活用 |
| 研究経験の訴求 | アドバイザーが整理を支援 | プロフィールで訴求 | 研究プロフィールで詳しく訴求 |
| スカウト | 求人紹介中心 | 対応 | 対応 |
| 選考優遇 | 求人による | オファー内容による | 選考優遇付きスカウトあり |
| ES添削 | 対応 | 自分で準備する形式が中心 | サービス内容を確認 |
| 面接対策 | 対応 | 自分で準備する形式が中心 | スカウト先の選考に応じて対応 |
| 適性・自己分析 | キャリア相談で整理 | 適性診断 | 研究プロフィール作成など |
| インターン情報 | 求人・イベント等 | 対応 | 対応 |
| 学生の利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 特徴 | 大学院生向けの個別支援 | 幅広い企業からのオファー | 理系・研究経験を軸にしたスカウト |
※各サービスの提供内容は変更される場合があります。記事作成時点で公式情報を確認できた内容を掲載しています。
アカリク就職エージェントとOfferBoxの違い
大きな違いは、企業との接点の作り方です。
アカリク就職エージェントは、専任キャリアアドバイザーへ相談しながら、自分に合った求人を紹介してもらうエージェント型です。ES添削や面接対策も利用できます。
一方、OfferBoxはプロフィールを登録し、その内容を見た企業からオファーを受ける形式です。
そのため、
「研究経験をどう就職につなげるか相談したい」
という場合はアカリク就職エージェントの仕組みが比較しやすく、
「自分のプロフィールを企業に見てもらい、企業側から声をかけてもらいたい」
という場合はOfferBoxが比較対象になります。
アカリク就職エージェントとLabBase就職の違い
どちらも研究経験を持つ学生との相性を確認しやすいサービスですが、アプローチ方法が異なります。
アカリク就職エージェントでは、キャリアアドバイザーとの相談を通じて求人を紹介してもらい、ES添削や面接対策なども受けられます。
LabBase就職では、研究プロフィールを登録し、企業側からスカウトを受ける仕組みが中心です。
研究経験を整理したうえで企業からのアプローチを待ちたい場合と、専門性を踏まえてキャリア相談をしたい場合で、比較すると分かりやすいでしょう。
OfferBoxとLabBase就職の違い
OfferBoxは新卒学生を対象とした幅広いオファー型サービスです。
LabBase就職は理系学生向けで、特に研究内容を詳しく企業へ伝えることを重視しています。
理系学生であっても、幅広い業界・企業からオファーを受けたい場合と、研究内容を軸に企業と接点を作りたい場合では使い方が変わります。
大学院生が就活サービスを選ぶポイント
研究経験をどこまで活かしたいか
まず考えたいのが、大学院での研究経験を就職先でどの程度活かしたいかです。
例えば、
- 研究開発職を希望する
- 技術職を希望する
- 研究経験を活かしてIT分野へ進みたい
- コンサルティングなど専門性を別の仕事で活かしたい
- 研究分野とは異なる業界も検討したい
など、方向性によって企業探しの方法が変わります。
キャリア相談が必要か考える
就職活動を一人で進められる人もいれば、第三者に相談しながら進めたい人もいます。
「自分の研究経験をどう説明すればよいか分からない」
「博士課程修了後のキャリアに迷っている」
「研究職以外の仕事について知りたい」
という場合は、キャリアアドバイザーに相談できるサービスを検討するとよいでしょう。
企業からのスカウトを受けたいか
企業からのアプローチを受けたい場合は、OfferBoxやLabBase就職のようなオファー・スカウト型サービスが比較対象になります。
ただし、プロフィールを登録しただけで希望企業から必ずオファーが届くわけではありません。
研究内容や経験を分かりやすく記載し、プロフィールを定期的に更新することが重要です。
研究と就活を両立できるか
大学院生の場合、就活のために研究時間が大幅に削られることを避けたいケースもあります。
企業紹介やスカウトを活用することで、企業探しにかかる時間を抑えられる場合があります。
特にLabBase就職では、企業側からのアプローチによって企業探しや応募の手間を抑え、研究と就活を両立しやすくすることをサービスの特徴として掲げています。
研究経験を就職活動で活かす方法
大学院生が就職活動をするとき、研究テーマそのものだけを説明するのではなく、研究を通じて何を身につけたのかを整理することが大切です。
例えば、
課題設定
研究の中でどのような課題を発見し、何を解決しようとしたのか。
仮説・検証
どのような仮説を立て、どのような方法で検証したのか。
技術・専門性
どのような実験、分析、プログラミング、装置、データ処理などを経験したのか。
問題解決
研究が思うように進まなかったとき、どのように原因を特定し、改善したのか。
コミュニケーション
研究室のメンバーや指導教員、共同研究先などとどのように連携したのか。
こうした情報に整理すると、研究経験を企業で必要とされる能力と結び付けて説明しやすくなります。
専門外就職を検討する場合
大学院で専門的な研究をしていても、就職先を研究分野と完全に一致させる必要があるとは限りません。
例えば、研究で培った、
- 論理的思考
- データ分析
- 課題解決
- 情報収集
- 仮説検証
- プレゼンテーション
- プロジェクト管理
などを別の職種で活用できる場合があります。
専門外の仕事を検討するときは、「研究テーマと仕事内容が同じか」だけではなく、研究を通して身につけた能力が仕事内容とどのようにつながるかを考えると選択肢を整理しやすくなります。
アカデミアと民間企業で迷った場合
大学院生やポスドクの場合、アカデミアに残るか民間企業へ進むかで迷うこともあります。
この場合は、どちらが優れているかではなく、将来どのような仕事をしたいかを整理することが大切です。
例えば、
- 研究テーマを継続したい
- 企業の研究開発に携わりたい
- 研究成果を事業に近い場所で活用したい
- チームで製品開発をしたい
- 技術を別の業界で活用したい
など、自分が仕事で重視したいことを整理してみましょう。
キャリアの方向性が決まっていない場合は、アカリク就職エージェントのように相談できるサービスを利用しながら考える方法もあります。
FAQ
アカリク就職エージェントは無料ですか?
はい。
公式FAQでは、求職者の利用料金は無料と案内されています。
キャリア相談、求人紹介、ES添削、面接対策などのサービスを利用できます。
アカリク就職エージェントは大学院生以外も利用できますか?
大学院生を中心としたサービスですが、公式サイトでは博士課程中退やオーバードクターなどについても相談できると案内されています。
自分が対象になるかは、登録前に公式サイトで確認するとよいでしょう。
アカリクでは研究職以外の求人も紹介してもらえますか?
はい。
公式サイトでは、研究職だけでなく、IT企業のセールスエンジニアなど、研究経験を活かして別職種へ進んだ事例も紹介されています。
専門外の就職を検討している場合も、希望をキャリアアドバイザーへ伝えて相談するとよいでしょう。
アカリクではES添削や面接対策を受けられますか?
はい。
公式サイトでは、ES添削や面接対策などの選考サポートが案内されています。
OfferBoxは無料ですか?
はい。
学生は無料で利用できます。
企業からオファーを受けるためのプロフィール登録や、適性診断などを利用できます。
OfferBoxでは必ず企業からオファーが届きますか?
いいえ。
オファーの数や内容は、プロフィール、企業の採用ニーズ、時期などによって異なります。
オファーを保証するサービスではありません。
LabBase就職は無料ですか?
はい。
現在の公式サイトでは学生向けに無料登録が案内されています。
LabBase就職では研究内容を企業に見てもらえますか?
はい。
研究プロフィールを登録して、専門性や研究への取り組みを企業へ伝えられる仕組みです。
LabBase就職では選考優遇がありますか?
企業によっては選考優遇付きスカウトがあります。
ただし、具体的な優遇内容は企業によって異なるため、スカウトを受け取った際に確認する必要があります。
大学院生は就活サービスを複数利用してもよいですか?
複数サービスを利用すること自体に問題はありません。
アカリクではキャリアアドバイザーへの相談、OfferBoxでは幅広い企業からのオファー、LabBase就職では研究経験を軸としたスカウトというように、それぞれ異なる特徴があります。
複数サービスを利用する場合は、応募先や選考スケジュールを自分で整理しておきましょう。
研究が忙しくても就活できますか?
研究と就活を両立する方法の一つとして、求人紹介やスカウト型サービスを活用する方法があります。
アカリクでは求人紹介や選考スケジュールのサポート、LabBase就職では企業側からのアプローチなどが用意されています。
ただし、研究室や企業のスケジュールによって必要な時間は異なるため、余裕を持って準備することが大切です。
まとめ
大学院生の就職活動では、一般的な求人条件だけでなく、研究経験や専門性をどのように評価してもらうかも重要な比較ポイントになります。
今回紹介した3サービスは、それぞれ異なる方法で就職活動をサポートしています。
アカリク就職エージェント
大学院生・ポスドクのキャリアに特化し、専任キャリアアドバイザーへ相談しながら求人紹介やES添削、面接対策を進められる点が特徴です。
研究経験を活かせる仕事だけでなく、専門外の就職を含めてキャリアを相談したい場合にも利用できます。
OfferBox
プロフィールを登録し、企業側からオファーを受ける形式の新卒就活サービスです。
自分から企業を探すだけでは出会いにくい企業からのアプローチを受けたい場合に比較できます。
LabBase就職
研究プロフィールを登録し、研究内容や専門性を企業へ伝えたうえでスカウトを受ける理系学生向けサービスです。
研究経験を企業へ詳しく伝えたい人や、研究と就活を両立しながら企業との接点を作りたい人が比較しやすいサービスです。
3サービスを選ぶときの考え方
| 重視したいこと | 比較するポイント |
|---|---|
| 研究経験を活かした就職 | 研究内容を理解してもらえるか |
| キャリア相談 | 専任アドバイザーの有無 |
| ES・面接対策 | 選考サポートの内容 |
| 企業からのアプローチ | スカウト・オファー機能 |
| 幅広い企業との接点 | 登録企業・求人の範囲 |
| 研究との両立 | 求人探しや応募にかかる負担 |
| 自分で就活を進めたい | オファー型・スカウト型サービス |
| 就活の進め方から相談したい | エージェント型サービス |
大学院生の場合、就職先を探すときに「自分の研究テーマと完全に一致する仕事」を探すだけではなく、研究活動で身につけた能力をどのような仕事で活用できるかまで考えると、選択肢を広げやすくなります。
また、サービスによって対象者や企業との接点の作り方、選考サポートの内容が異なります。
そのため、研究を活かしたいのか、専門外も含めてキャリアを考えたいのか、企業からのスカウトを受けたいのか、キャリアアドバイザーへ相談したいのかを整理したうえで比較するとよいでしょう。
アカリク就職エージェント、OfferBox、LabBase就職はいずれも学生向けの無料サービスですが、利用条件や対象卒年、掲載企業、スカウト内容などは変わる可能性があります。
登録前には、それぞれの公式サイトで最新の対象条件やサービス内容を確認してください。
大学院で積み重ねてきた研究経験は、就職活動において自分自身を説明する重要な材料になります。
研究テーマだけではなく、研究を通して身につけた技術、考え方、問題解決力、分析力、コミュニケーション力などを整理し、自分に合った就職先を探していくことが大切です。
